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傾斜でのアイアンショットの打ち方(左足あがり・左足さがり)

練習場に通い続けているとつい忘れがちですが、実際のゴルフコースでは平らな場所から打つのはティーショットくらいで、それ以外はフェアウェイをキープしたとしても多少の傾斜がついているものです。特にボールを曲げてしまった場合などは大きな傾斜からショットしなければならないことも多くなります。
今までアイアンのショットについて解説してきましたが、アイアンの締めくくりとして、超実践的な傾斜からのアイアンショットについてご説明いたします。

大きく分けて傾斜は4つに分類できます

まず傾斜には大きく分けて4種類あります。

左足上がり(目標に向かって上り坂)
左足下がり(目標に向かって下り坂)
爪先上がり(構えたときにボールが自分の爪先より上にある斜面)
爪先下がり(構えたときにボールが自分の爪先より下にある傾斜)

実際には「左足あがりの、ちょい爪先下がり」など、そんな単純なものではありませんが、基本的にはこの4つへの対処法を理解していれば大概の場面はしのげます。

左足上がり、左足下がりの場合の注意点

まず、左足上がり、左足下がりでのアイアンショットについてご説明しましょう。まずは必ず地面に垂直に立つことを基本とします。平坦に近いに越したことはないので、平坦な足場と同じスイングができるなら常にそうしていきましょう。

※傾斜でも、できる限り地面に垂直に立つことを意識しましょう

地面に垂直にスタンスを取ることでクラブヘッドが傾斜に沿って動く時間が長くなります。

そこで一度素振りをしてみましょう。傾斜がキツくなればなるほど平地のようなフルスイングではバランスが取れなくなり、振り幅が狭くなってしまいます。この時「アイアンの飛距離を安定させるためには」の項でご紹介したドリルが役に立つはずです。スイングの際はどのような傾斜でも、インパクト時に構えた時の形に戻すことを意識してください。

※バランスが取れる範囲でスイングしましょう

このように左足上がり、左足下がりの状況での基本は傾斜なりに立って、スイング幅を確認することです。まずはこの基本をマスターしておいてください。

次の項では、「爪先上がり」と「爪先下がり」の状況での基本的な打ち方を解説します。

植村 啓太
16歳からゴルフを始め、その後23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。大場美智恵プロや服部道子プロをはじめ、現在まで多くのツアープロのコーチを担当する。2005年には自身が主宰する「K's Island Golf Academy」をオープンし、多くのアマチュアの指導にあたる。ゴルフ誌、ゴルフ番組をはじめ、幅広いメディアに出演し、ゴルフの魅力を伝えるとともに、インストラクターの育成にも力を注いでいる。
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