アイアンでボールが上がらないのはなぜ?
アイアンでボールが「上がらない」という悩みを抱えているアマチュアは多いです。なぜ、ボールが上がらないかというと、ほとんどの場合は、インパクトでクラブのロフトが「立ちすぎている」からです。
ボールを上げるのは、クラブのロフトの役割です。アイアンは特に、それによって飛距離を打ち分けるという機能を持っていますから、クラブのデザイン通りにインパクトするということが、とても重要になります。
「デザイン通り」のインパクトとは、つまり、シャフトが概ね垂直か、手元側が少しだけ目標方向に傾いた状態(ハンドファースト)でボールに当てるということです。
ボールが上がらない人の場合、ダウンスウィングで体が左(目標)方向に突っ込んでしまうことで、手元がヘッドよりもかなり先行し、ロフトが立った状態でインパクトを迎えているケースがほとんどです。あるいは、腕の力を使って、上から強く当てようとすることで、手元が大きく目標方向にずれてしまう人も多いです。
回転するのは軸だけで、腕とクラブは振られる意識が大切
クラブのデザイン通りのインパクトを実現するには、体の回転を使って、「軸」をぶらさずに振る意識が重要です。特に、切り返しで力んでしまうと、頭の位置が左(目標方向)に動いてしまいやすいので注意しましょう。
腕の力はなるべく抜いて、体の回転によって腕とクラブが「振られる」イメージを持つと、軸回転のスウィングになりやすく、クラブのロフトを生かして簡単にボールを上げることができます。
また、自分でボールを「上げにいく」のは禁物です。ボールを上げようとすることで、右足に体重が残ったインパクトになりやすく、トップのミスが出やすくなるからです。

-
12015.10.30
-
22015.10.30
-
32016.06.23
-
42015.10.30
-
52015.10.30
-
2016.06.23
-
2016.06.23
-
2016.06.23
-
2016.06.23
-
2016.06.23