【リズムは一定か?】パターの基本-6

パッティングについて以下の順番で解説しております。

パッティングのポイント
1.読めるか?
2.向けるか?
3.ストロークできるか?
4.芯に当てられるか?
5.ふり幅は合っているか?
6.リズムはしっかりとれているか?

今回は6番目、最後のポイント「リズムはしっかりとれているか?」について。
どんなクラブでのスイングでも、リズムが大切だということは今までもお話ししてきました。パッティングも例外ではなく、いかにリズムをとってストロークするかで、ボールの転がりも左右されます。プロのパッティングはいつも同じテンポで打っていますよね。一方アマチュアのパターでは、せっかくカップのそばからのショートパットなのに、緊張して身体がガチガチになり、普段のテンポで打てずにミスパットとなることが多く見受けられます。パターでは、ミスで平常心を忘れて、このようなミスが多くなります。
では一定のリズムでのストロークを身に付けるポイントをご説明しましょう。

ショートパットでも、ロングパットでもリズムは必ず一定に

ふり幅の回では、「ふり幅でパターの距離感を出しましょう」と説明しました。とはいえ、たとえばロングパットの際に大きなふり幅でパッティングしたとしても、テンポをゆっくりとスイングすると、ボールはふり幅なりの距離が出ず、ちょっとしか転がらないはずです。このように、パッティングではリズムもとても重要な要素となります。構えて、テイクバックしてインパクトしてフォロースルーをする一連の動作の中で、自分なりの一定のリズムをとれるようにぜひ練習してください。

毎回のリズムを一定にするためには

※せっかくトップで溜めた力を途中で開放してしまっている

まずは自分が落ち着いた状態で、パッティングの動作をしてみてください。多くの方の場合、そのテンポが自分の最適なテンポとなります。このテンポがどれくらいのものか、一度録画するなりして把握しましょう。たとえば自宅で練習するときは、メトロノームなどで一定のテンポを音で出して(スマホのアプリでもいろいろありますよ)パッティングするのもオススメです。

いかがでしょうか?これでパッティングについての解説は終了です。この後は練習方法をご説明します。パッティングを上手くするには、一にも二にも練習です。最初にお話ししましたが、どんな部屋でも練習ができるのがパターです。皆さん、スコアアップの近道と思って、練習に励んでください。

大堀貴子
名門東北福祉大学の体育会ゴルフ部に入学し、個人戦では2年生の時に関東女子学生ゴルフ選手権で優勝を果たし、4年生の時には副キャプテンとして団体戦で大学日本一を経験する。プロゴルファーを目指す一方、植村啓太氏に師事しゴルフスイングやレッスンを学び、2011年からK's Island Golf Academyの一員となる。現在もクォリファイに挑戦中であり、現役プレーヤーでもあるため、綺麗なスイング作りはもちろんのこと、実戦にも活かせる分かりやすいレッスンを目指す。
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