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パターが「ルーティン」で上手くなるってホント?

パッティングでは、実際のストローク動作に入る前に、ボールの後ろから目標を確認したり、カップを見ながら素振りをしたりといった、その人なりの「手順」が必ずあるはずです。この一連の動作を、「(プレショット)ルーティン」と呼びます。「ルーティン」に、「これをやらなければいけない」という決まりはないのですが、一般的には次のようなものでしょう。

①ボールとカップを結ぶ後方延長線上に立ち、カップまでの距離、グリーンの傾斜などを確認する。

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②ボールを打ち出す方向を決め、そのライン上に目印(スパット)となる何か(芝の刈りくず、色の変わった部分など)を見つける。

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③パターのヘッドをボールの後ろにセットし、ヘッドに描かれているサイトライン(フェースのセンターを示すマーク)から、スパットに向かって真っすぐビームが出ているようなイメージで、フェースの向きを合わせる。

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④パターに合わせてスタンスを決め、グリップを握る。

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⑤目標を1回だけ確認し(何度も顔を上げると微妙にセットアップがずれていく可能性があるため)、ボールを打つ。

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以上の5項目をベースに、自分なりにアレンジして、自分だけのルーティンを作り上げてください。ルーティンは、トータルの時間があまり長くないほうがよく、いつも同じ動作を繰り返すほうがいいと言われています。

つまり、パットごとに違った手順で打つよりも、毎回、意識して決まったルーティンを行うことで、パッティングのストロークも安定するということです。また、ルーティンをこなすことに意識を集中させることで、プレッシャーが軽減する(プレッシャーを感じにくくなる)という効果もあります。

植村 啓太
16歳からゴルフを始め、その後23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。大場美智恵プロや服部道子プロをはじめ、現在まで多くのツアープロのコーチを担当する。2005年には自身が主宰する「K's Island Golf Academy」をオープンし、多くのアマチュアの指導にあたる。ゴルフ誌、ゴルフ番組をはじめ、幅広いメディアに出演し、ゴルフの魅力を伝えるとともに、インストラクターの育成にも力を注いでいる。
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