OBしてしまったら?ゴルフコースに出る前に覚えておきたいゴルフスコアの基本
ゴルフはスコアを競うスポーツですから、スコアの計算や記入は必須です。
ゴルフコースは基本的に『18ホール・パー72』で構成されています。つまり、18ホールを72打数でプレーする事を基準打数としているわけです。
ペナルティは種類によって罰数が違う!
スコアはホール毎にスコアカードに記入します。スコアはホールアウトするまでの打数と、もしペナルティ(OB等)があれば、それを加算した打数がスコアになります。問題はこのペナルティの種類によって罰打数が異なると言うことです。最低限知っておきたいペナルティの種類、それに伴う罰打数は覚えておきましょう。
コースの境界線の外側にボールを打つとOBになります
『OB』とは「Out of Bounds(アウトオブバウンズ)」の略で、コースの境界の外側へボールを打った際に科せられます。罰打数は1打です。ティーショットでOBを打ってしまった際は、もう1度ティーアップして打ち直せます。
ティーグランドでOBを打った際と、インプレー(プレー中のボール)でOBを打った時の処置が異なります。
インプレーでOBした場合は?
インプレーでは、OBを打った地点でピンに近付かないようにボールをドロップします。ティーアップはできません。ドロップの仕方は、プレーヤーが直立した姿勢から肩の高さに腕を伸ばしてボールを落とします。落下したボールがピンに近付いた場合は再ドロップします。
また、落としたボールがプレーヤーの足や他のプレーヤー、またはゴルフクラブに当たってもペナルティはなく再ドロップできます。
再ドロップしてもボールが傾斜などで2クラブレングス以上転がった、またはピンに近付いた際は再度ドロップをして、最初に落ちた地点にボールをプレース(置く)できます。
ボールを時間内に見つけられないとロストボール
インプレー中に打ったボールを紛失した事をロストボール(Lost ball)と言います。ボールを5分以内に見つけられない場合や、自分のボールだと断定できない場合はロストボールになります。
ロストボールのペナルティは?暫定球って?
ロストボールの処置の方法は、自分が打った場所の近くにできるだけ戻ってボールをドロップ、1打罰を加えて打ち直しをします。もし、自分の打ったボールがロストボールの可能性がある場合は、『暫定球』を打つことができます。
暫定球を打つときは同伴者に自分が暫定球を打つという意思を伝えることです。伝えなかった場合はそのボールがインプレーになり、ロストボールを発見してもそのボールはロストボールになってしまいます。
暫定球の数に制限はありませんが、暫定球のボールのナンバーや目印を覚えておく必要があります。
まとめ
- OBした場合は1打罰を加えて打ち直します。
- ボールを見失ってから5分以内に見つけられない場合はロストボールになります。
- ロストボールの可能性がある場合は暫定球を打っておきます。

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2015.12.17
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