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ストロンググリップ(フックグリップ)・ウィークグリップについて

ゴルフのグリップの際によく「ストロンググリップ(フックグリップ)」や「ウィークグリップ」といった言葉を聞いたことはありませんか?
ゴルフクラブの握り方については、過去のレッスンで

オーバーラッピンググリップ
インターロッキンググリップ
テンフィンガーグリップ

と大きく分けて3つあると言いました。この握り方の違いには、プレーヤーの左右の手の力の入れ具合が関係していました。
今回は、この「グリップの方法」ではなく、「グリップ時の手の甲の向き」の違いによって、ショットの修正を行う方法をお話ししましょう。

ストロンググリップ、ウィークグリップとは?

ストロンググリップ(フックグリップとも言います)とは、正面から見るとかなり左手の甲が見えているようなグリップの形です。逆にウィークグリップとは左手の甲がほとんど見えていないような形です。

※ストロンググリップ(フックグリップ)

※ウィークグリップ

一般的にはストロンググリップ気味だとボールがつかまりやすく(しっかりとと捉えやすい)、ウィークグリップ気味だとつかまりが悪くなってしまうと言われています。

ラウンド中に出来る微調整として活用しましょう

このように、グリップのちょっとした違いによって球筋や飛び出し方が変化してしまうのがゴルフというスポーツです。
もしラウンド中に「今日は普段より球のつかまりが悪いな」と感じたら、まずは多少ストロング気味にグリップしてから次のショットを打ってみてください。逆に「今日は普段より球がつかまりすぎるな」と感じたら、多少ウィークグリップ気味にグリップしてから次のショットを打ちましょう。

このように、毎回ラウンドごとに微妙な変化が起こるものなので、その際にはまず基本に立ち返り、一つ一つの動作を確認をした上でいろいろな角度で微調整をしながらラウンドを進めていくことが重要です。
是非これらのことを心がけながら、ラウンドをお楽しみください。

柳橋章徳
中学生の頃からプロゴルファーを意識し本格的にゴルフに取り組み、高校時代には、数々の競技に出場しながらゴルフを学ぶ。大学卒業後、ツアーサービスとしてトーナメント会場を中心に全国を飛び回っていたが、この間に多くのプロゴルファーと接することでレッスンプロの道を志すようになり、植村啓太に師事する。スイングの美しさは随一で、「格好良く美しいスイング作り」をモットーに、分かりやすいレッスンを心掛ける。
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