プロみたいなロブショットを打つには?
ロブショットというのは、ボールを目いっぱい高く上げて、グリーンに落ちてからあまり転がることなく、落下地点付近に止まるアプローチのことです。
技術的にはかなり高度で、プロでも、どうしてもロブショットでなければ寄せられないという状況(例えば、バンカー越えのアプローチで、ピンがグリーンエッジからすぐのところに立っているといったケース)以外では、ほぼ使わないショットです。
ロブショットにトライするなら
アマチュアがこのショットにトライするなら、ライ(ボールが置かれている状況)が普通よりいいことが絶対条件です。
ボールがラフに沈んでいたり、フェアウェイでも芝が少しうすいところにある場合は、迷わず他のショットを選択するのが賢明と言えます。
また、クラブは少なくとも58度くらいロフトがある、サンドウェッジかロブウェッジが必要です。ロフトが50度しかないアプローチウェッジでは、このショットは打てませんので注意してください。
クラブがボールにどう当たるかイメージする
ロブショットのアドレスは、インパクトでフェース面がボールにどう当たれば高い球になるかを考え、いちばん高く打ち出せる形にクラブをセットし(フェースを開き)、その時のグリップの位置に回りこんでスタンスを取ります。通常、目標に対してフェースは右向き、スタンスは左向きとなります。
イメージができたら構える
思いっきり振り抜くほうがミスが少ない
ボールを高く打ち出す構えができたら、勇気を持って、大きくクラブを振り抜くというのが、このショットの最大のコツです。振り抜くのを躊躇してスウィングを緩めてしまうと、高さが出ないだけでなく、ボールが飛びすぎたり、ヘッドがボールの下をくぐってしまいほとんど飛距離が出ないといった、ミスショットの原因になります。

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2016.06.17
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2016.06.17
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2016.06.17
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2016.06.17
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