パターは短く持つ?それとも長く持つ?

パターの持ち方

パッティングの際、両ひじを伸ばして肩から腕を「三角形」にしてストロークする人もいれば、両ひじを曲げて肩と腕で「五角形」を作ってストロークする人もいます。

50-1※左:両ひじを曲げてストロークする五角形型 右:両ひじを伸ばしてストロークする三角形型

三角形のタイプの人は、パターのグリップの中間部分を持っていることが多く、五角形のタイプの人はパターのグリップエンドぎりぎりを持っていることが多いようです。つまり、パターを短く持つ人と長く持つ人の2タイプがあるとも言えるのですが、これはどちらがいいのでしょうか。

五角形で構えているとグリップエンドぎりぎりで、三角形で構えているとグリップを短く持つことになる

パッティングは自分がいちばん心地いいストロークができることが大事ですから、どちらの持ち方でも心地よくストロークできている限りは問題ありません。しかし、例えば現在「五角形」でストロークしている人が両ひじを伸ばして、グリップを短く握り「三角形」の状態でストロークしたら、より打ちやすいというのなら問題です。

その場合、元々のパターが「長すぎる」ために、止むを得ずひじを曲げてストロークしていた可能性があるからです。

50-2現在、日本で市販されているパターの長さは、34インチが圧倒的に多く、それより短いパターや長いパターは、一部のメーカーを除いて特注品扱いとなってしまいます。しかし、ゴルファーはひとりひとり身長が違いますし、パッティングスタイルも人それぞれですから、すべての人が34インチでいいはずがありません。

目安として、アドレスの姿勢で、肩から腕が自然に垂れ下がった状態の手の位置で握れるのが、適正なパターの長さと言えます。パターのストロークに何か違和感があるという人は、パターの長さが合っていないのかもしれませんので、一度チェックしてみるといいかもしれません。

植村 啓太
16歳からゴルフを始め、その後23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。大場美智恵プロや服部道子プロをはじめ、現在まで多くのツアープロのコーチを担当する。2005年には自身が主宰する「K's Island Golf Academy」をオープンし、多くのアマチュアの指導にあたる。ゴルフ誌、ゴルフ番組をはじめ、幅広いメディアに出演し、ゴルフの魅力を伝えるとともに、インストラクターの育成にも力を注いでいる。
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