じゃらんゴルフ > コンテンツトップ > クラブ別上達レッスン > パター > 「目線」を気にするとパターはもっと上手くなる

「目線」を気にするとパターはもっと上手くなる

ゴルフが他の球技と違って難しいのは、地面にあるボールを体の横方向にプレーするという点です。野球でもテニスでも、ボールを打っていく方向に視線を向けてプレーするので、ターゲット意識を持ちやすく、そこに「打とう」とすることで体が自然に反応して動きます。ところが、ゴルフはアドレスで地面にあるボールに向けてしまうのでターゲット意識を持ちづらく、体の自然の反応を利用しにくいのです。

特にパッティングは、上体の前傾角度が深くなるので、視線を真っすぐ地面に落とす形になり、目標となるカップはほとんど視界に入らなくなります。どの方向にどのくらいの強さで打っていくか、自分自身ではっきり決めて動き出さなければいけないというのがパッティングの難しいところです。

安定したパッティングのためには、両目を結んだ「目線」を打ち出していく方向と一致させる(平行にする)ことが大事です。そのために、ボールは目線の真下にセットするようにします。

51-1
そうすることで、ストロークの軌道が安定しやすく、ボールをターゲット方向に打ち出しやすくなります。お祭りの出店などによくある「射的」を想像してみてください。的に当てようと思ったら、自然に目線の先に鉄砲を構え、さらに銃先を狙った的に向けるはずです。パターで目線の真下にボールを置くのも、これと同じ原理と言えます。

51-2
51-3
※射的で鉄砲を目線の先に構えるのが一番狙いやすいのと同様、目線から離せば離すほど狙うのが難しくなる

51-4
※構えたときに、目線の真下にボールがあるのが理想

植村 啓太
16歳からゴルフを始め、その後23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。大場美智恵プロや服部道子プロをはじめ、現在まで多くのツアープロのコーチを担当する。2005年には自身が主宰する「K's Island Golf Academy」をオープンし、多くのアマチュアの指導にあたる。ゴルフ誌、ゴルフ番組をはじめ、幅広いメディアに出演し、ゴルフの魅力を伝えるとともに、インストラクターの育成にも力を注いでいる。
キャンペーン無料でスキルアップ!お得なキャンペーンも

日付・条件からゴルフ場を探す

プレー日

 から

スタート時間

料金

連続枠

検索

ページの先頭に戻る↑