最適なゴルフクラブセットのセッティング術!
ゴルフクラブのセッティングはヘッドスピードを計測することから始めましょう。ショップなどで測ることができます。まずはショップに行って、スターターであることを話し、いろいろと相談することが大切です。自分はどういうゴルフをしたいのか、今までのスポーツ経験などから、ショップスタッフがあなたに合ったクラブを選んでくれるはず。可能であれば試打できる設備のあるショップを選びましょう。実際に振ってみて、自分との相性を確認するのもよいことです。
その際、予算の話をすることも忘れずに。最初から高価なクラブにして、失敗してしまうと元も子もありません。たとえば、自分の予算に合ったものだけをそのショップで購入し、残りは中古モデルを探すという手もあります。中古クラブのショップはかなりありますし、それぞれがプロのスタッフを抱え、試打ブースを備えているショップもあります。少しでも安く、という方は最初からこういった大きな中古クラブショップに出かけるのも一策です。
クラブセットには、アベレージ用とアスリート用があります
最初に買うクラブとして、好きなプロゴルファーがツアーで使用しているブランドのドライバーの購入を、検討されることも多いでしょう。それも間違いではありません。しかし、プロの使っているクラブはプロ仕様と呼ばれるもの。一般人に使いこなすのは難しいかもしれません。ただ、プロが使っているクラブと同じモデルのアマチュア仕様もありますから、そちらをセレクトするのもひとつです。それならテンションも上がるはず!
シャフトが硬く、ロフトの小さいドライバーを使っていると、飛ばし屋、ゴルフがうまい人、といった印象を周りに与えるかもしれません。しかし、実際にそれを打った時にボールが上がらない、大スライスの連続、といったことになりかねません。憧れのプロが使っているメーカーのモデルにも、アベレージゴルファーにあったスペックをもったものが必ず用意されています。無理して、プロと同じスペックのクラブを使うのではなく、自分のスキルにあったシャフトの硬さ、ロフトを選びましょう。
楽に飛ばせるセッティングがアベレージ用
アベレージ用は、誰もが簡単にボールを飛ばせるようにセッティングされたクラブセットです。各メーカーによって若干違いはありますが、アベレージ用の特徴は、最新の技術によって、クラブヘッドのスイートスポットを広くして、打ち損じが少なくなるように作られていることです。
プロよりヘッドスピードが遅い分、シャフトがカーボンなどの軽量素材で、フレックス(硬度)が柔らかく、しならせることで、ヘッドスピードを加速させるようにしています。 このような最新技術が詰まっているアベレージ用のクラブは、簡単に飛ばせるということで大半のゴルファーにとって使いやすいセッティングとなっているクラブセットです。
ゴルフにとって遠くに飛ばすことは醍醐味でもあり、気持いいことでもありますが、それだけでスコアアップは望めません。「DRIVER IS SHOW、PATTER IS MONEY」ということわざがある通り、ゴルフのスコアアップのカギはアプローチとパターです。なので、ドライバー選びとともに、自分にあったウェッジ、パターを選ぶことも重要です。特にパターは打ち方によって、L字、マレット、ピンタイプなど、さまざまなモデルが用意されています。こちらも実際に試打して、自分に合ったものを選びましょう。
力強いゴルフができるアスリート用
一方、アベレージ用では物足りないというゴルファーもいます。ヘッドスピードが速いパワーヒッターで、もっと飛距離を稼ぎたいという、上級者用のクラブセット。それがアスリート用です。
アスリート用の特徴は、より力強い弾道が出せるようにシャフトの硬さ、ロフトを調整したクラブセットであることです。その分、難しいクラブといえるでしょう。きちんと操作するには、テクニックも体力も必要になってきます。ただ、最近ではプロの世界でもより簡単なクラブセッティングが主流になってきています。
3~4番といった、難しいロングアイアンの代わりにユーティリティクラブや7番、9番といったロフトの大きなウッドをセッティングしているプロも多いようです。やはり、プロでさえも打ちやすく、距離も出て、方向性も確実といったクラブを選んでいるのです。
ヘッドスピードは、ゴルフクラブショップや練習場、ゴルフスクールで計測できます
いかがでしたか?クラブ選びの基本はヘッドスピードです。今では、ゴルフクラブショップや大型の練習場、ゴルフスクールなどで、ヘッドスピードを測ることができます。自分自身はアベレージ用のクラブセットがいいのか、それともアスリート用のクラブセットの方がいいのか、きちんと数字で確かめてから検討した方がよいでしょう。
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