アイアンのようにユーティリティを使いこなすコツは?
アイアンに比べて、ソールが幅広になっているユーティリティ
ユーティリティは、英語で「便利な」という意味で、ロングアイアン(3番、4番アイアン)の距離をやさしく打つために作られたクラブです。フェアウェイウッドとアイアンのちょうど中間的な形状なので、別名「ハイブリッド」(英語で、かけあわせ、の意)とも呼ばれます。かつては、アマチュアが使うクラブというイメージが強かったのですが、最近ではプロも使うようになり、その代わり、3番、4番アイアンをバッグから抜くのが一般的になっています。
ユーティリティで打ち込もうとするとミスの原因になる
ユーティリティは、アイアンよりもクラブのソール(底面)が幅広に作られているので、芝の上を滑りやすく、多少、ボールの手前からヘッドが入っても、大きなミスになりにくいのが特徴です。打ち方は、基本的にはアイアンとまったく同じです。
ただし、ソールが幅広に作られているユーティリティの特性を生かすには、アイアンよりも、ほんの少しだけソールを滑らせる感覚があってもいいでしょう。逆に、上から強く打ち込んで打つと、幅広なソールが地面に弾かれやすく、かえってミスショットを誘発する可能性があります。
幅広のソールを活かして、少し滑らせてあげるくらいの意識で
ユーティリティのヘッドは、構造的にアイアンよりもボールが上がりやすく、同じロフトならユーティリティのほうが弾道は高くなります。したがって、スウィングでボールを上げようとする意識はまったく必要ありません。また、ユーティリティのほうが、シャフトが長いので、普通に振ってもアイアンより簡単に飛距離が出ます。そのため、飛ばそうと思って力んだり、強く打ったりする必要もありません。

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