オナーと打順を決める方法は?
日本のゴルフ用語は日本独特のものも沢山あります。日本では通用しますが、海外ではまったく意味が通じないケースもあります。
たとえば、よく勘違いされるのがオナーの意味です。ティーグランドから最初に打てるゴルファーをオナー(honor・名誉ある者)と呼びます。所有者を意味するオーナー(owner)とは意味が異なります。
スタートホールでオナーを決める方法に、特別なルールはありません。通常スターティングホールには、打順を決めるスチール製のスティックが用意されています。スティックには1~4を表す刻印があります。これを「くじ引き」の要領で引いて打順を決めます。これ以降のホールは、前ホールで打数の少ないゴルファーがオナーとなります。その一方、競技会ではスターティングカードに記された名前の順に打つのが通例となっています。
スタートホールでのオナーの決め方には特別なルールはない
ティーグランドではじめに打つ人をオナーと呼びます。スタートホールのオナーは、なにかと緊張しますが、そのオナーを決める方法にルールはありません。打つ準備の整った人から順番に打つというのが合理的に思えますが、スタートホールですから全員の準備は整っていて当然です。日本人でしたら「譲り合いの精神」が働き、いつまでたってもスタートができないかも知れません。そこでゴルフコースでは打順を決めるスチール製のスティックを予め用意し、それをくじ引きの要領で引いて打順を決めます。これは打順を決める最もポピュラーな方法ですが、顔見知りの知人と一緒にプレーする際は、スタートの打順決めに一工夫するのも良いでしょう。
自分たちのルールで決めるのも楽しいもの
単純にじゃんけんで決める方も多いでしょう。ただそれ以外にもゴルフ場ならではの決め方もあります。
4人のプレーヤーがティーグランドに上がり、軽く円を描くように並びます。その中の一人がティーを、円内に落下させるように高く放り投げます。落下したティーの先端が示した方向を基準に、時計回りで打順を決めるというわけです。わざわざスティックを取りに行かずに済み、打順を簡単で迅速に決められます。
もうひとつの方法は、コインを使った方法です。海外の硬貨を使ってやると、ちょっとお洒落かも知れません。二人一組になり、どちらかがコインを放り投げて、その表裏を当て勝者を決めます。勝者はもう一組の勝者と同じようにコインを投げて勝者がオナーとなります。敗者同士も同じようにコインを投げて3番、4番を決めます。
前ホールで最も打数の少なかったプレーヤーがオナーに
スタートした後の打順は、スコアの良い人から順番に打ちます。もし、打順を間違えて打ってしまった場合でも、ルール上はまったく問題はありません。あとはマナーの問題で、相手に「失礼しました」のひとことを言えば大丈夫でしょう。
反対にこんなケースもあります。自分がオナーなのですが打つ準備が整っていなく、次に打つ人の準備ができている場合です。プレーの進行を考慮すると、こんな時は「お先に打ってください」と、お願いするのもマナーでしょう。もちろん、相手が遠慮するようでしたらオナーの自分から打つことになります。
まとめ
- ティーグランドで最初に打つゴルファーのことをオナーと呼ぶ
- スタートホールではスチール製のスティックでくじ引きをして決めることもあるが、特にルールが決まっているわけではない。
- 2ホール目以降はスコアのいい人から打っていく。

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