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金田久美子プロ特別インタビュー 第3弾 アマチュアの9割がやってしまう悪いクセとは?

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「もう10人に9人はそう、というくらいヘッドアップしている人が多いんです」

――例えば、トーナメントのプロアマ戦などで、同伴プレーヤーになるアマチュアには、どんなアドバイスをするんですか。

「アマチュアの方のスウィングを見ていると、もう10人に9人はそう、というくらいヘッドアップしている人が多いんです。だから、その部分を指摘して、レッスンすることが多いですね」

――それはドライバー? アイアン?

「ヘッドアップする人は、ドライバーもアイアンもそうなっている人がほとんどですね。もちろん、ドライバーのほうがスウィングが大きくて、ヘッドアップの度合いも大きくなる傾向はありますけど。アマチュアはアイアンでも『飛ばしたい』人が多いですから、結構振り回して、ドライバー並にヘッドアップしている人もいますよ」
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「最初からフィニッシュの形をイメージして、そこまで振ることだけを考えてスウィングすると、 結構バランスのいいスウィングになるんですよ」

――具体的には、どういうレッスンをするんですか。

「顔を下に向けたまま、フォローを出すように素振りをしてもらいます。アドレスでは誰でも顔を下に向けてますよね。そこから、テークバック、トップ、インパクトまで顔は下向きのままで、ボールが飛んでいったあと、フォローの後半でやっと顔が上がってくるのがいいんです。ヘッドアップする人は、インパクトの前にもう顔が上がっちゃう(笑)」
3-3

――ずっと下を見たまま、ビュンとクラブを振って、フィニッシュに向かって体を回しながら、顔も上げていく感じですか?

「そういう感じですね。それと、そこでフィニッシュまで振り切れない人が多いので、きちんと最後まで振り切ってもらうように言うことも多いです」

――それも、ヘッドアップと関係がある?

「ヘッドアップするってことは、ボールを早く見たいということですから、バンッとインパクトして終わり、みたいなスウィングの人がほとんどなんです。最初からフィニッシュの形をイメージして、そこまで振ることだけを考えてスウィングすると、他の細かいことは何も気にしなくても、結構バランスのいいスウィングになるんですよ。ぜひ、試してみてくださいね」

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金田久美子プロ
愛知県名古屋市出身。父の影響で3歳からゴルフを始める。「世界ジュニア選手権」10歳以下の部を8歳で制し、タイガー・ウッズに並ぶ記録を作った。その後も「世界ジュニア」での5回の優勝をはじめ、「日本ジュニア」、「中部女子アマチュア」などの数々のアマチュア大会で優勝をおさめる。2002年には、リゾートトラストレディスで12歳9ヶ月という最年少予選通過記録(当時)を樹立。2004年は「ゴルフ5レディス」で3位タイ、2006年には「ニチレイPGMレディス」で4位タイに入るなど、アマチュア時代からプロのトーナメントで活躍する。プロ転向3年目の2011年、第30回フジサンケイレディスクラシック最終日に前日の8位から5打差を逆転してツアー初優勝を果たす。
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