「ための無いスイング」として代表的な例がダウンスイングの途中でコックがほどけてしまうスイングです。腕が伸びてしまうことで手首のためが早く解けて、ボールの手前を叩いてしまう(ダフってしまう)典型的な例です。この場合、せっかく「ため」たものがボールを打つより前に解けて(リリースされて)、力が逃げてしまう上にダフってしまっています。
スイング作り ④ため
スイングとは、以下の7つの動作が連動することで完成します。
ぜひスムーズなスイングを身に付けてください
1.テイクバック
2.トップ
3.ダウンスイング
4.ため
5.インパクト
6.フォロー
7.フィニッシュ
前項【ダウンスイング】ゴルフのスイング作り-3の動作に入る際に、1点大切なポイントがあります。今回はそのポイントである「ため」についてご説明いたします。
「ため」という言葉を聞いて、ぼんやりとはイメージが湧くかとは思いますが、はっきりとしたものを想像できる方は少ないかと思います。「トップ」の項目で「コック」についてご説明しましたが、同様にこの「ため」がスイング上とても重要で、この「ため」を作れれば、力強いインパクトを実現できますし、また「ダフリ(=ボールの手前を打ってしまう)」といったミスも防げるようになります。
ためたものを良いタイミングでリリース → スピードが出る!
「トップから何もしないでそのまま降ろす」のが理想
では、どうすれば「ため」たまま良いタイミングでリリースするようなスイングができるようになるのでしょうか?
以前、「トップ」の項目(リンク:スイング作り②)で説明した右手の形を覚えていますか?野球でピッチャーがボールを投げるようなひじの形をしていました。そのひじが曲がったままの状態をキープしてダウンスイングからインパクトまでの動作に入ることで、「ため」を解かずにスイングできます。
ミスを減らし、よりよいスイングのために必要な「ため」について、ご理解いただけましたか?
では、次の項では、ついにボールを打つタイミング「インパクト」についてお話しいたします。
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