パターの基本と打ち方のポイント

今回からパターについて詳しく説明します。
まずはみなさんにパターの重要性をお話ししたいと思います。
皆さん、グリーンにあるカップの大きさってご存知ですか?正解は・・・直径108mm。規則でカップの大きさは直径108mmと決まっています。パターを使うまでに、ドライバーやアイアンやその他のクラブを使ってカップのそばまでボールを運んだとしても、最後には、この108mmの小さな穴にボールを入れるまでは何度もパターで打たなければなりません。パター以外のクラブでのショットは、多少目標より前後左右してもナイスショットになりますが、パターでは点のようなところにボールを運ぶため、とても繊細な考えと技術が求められます。この違いをしっかりと覚えておいてください。

パターはクラブの種類も、握り方も、振り方も千差万別

ゴルフ中継を見ていても、ゴルフショップでパターを購入しようとしても、パターの種類がとても多いのがわかります。いろいろな形のパターがあり、シャフトの長さも様々です。また、プロでも、いろいろな握り方で打っているのがわかりますし、構え方・振り方も人それぞれなのがわかりますよね。今までのクラブのショットに比べ、最終的にはその人が一番「入る」と思えるパターの種類や握り・構えになります。ここでは本当の基本の基本をお話ししますので、それを踏まえていっぱい練習して、自分なりのパッティングを身に付けてください。

基本の構え方と、パターフェースのロフト角

まず、両足は肩幅に開き、ボールは基本真ん中。真ん中より右に置きません。下半身をしっかりとさせ、目線は上から下にまっすぐボールを見るように構えます。振り方については後程細かく説明しますが、実はパターのフェースにもアイアン等と同様にちょっとだけですがロフト角がついてます。地面に垂直ではなく、通常2~4度程度ついています。ボールの位置を「真ん中より右にはおきません」と説明したのも、もしそうするとダウンブロー気味に打ってしまうので、ボールがホップして、上手く転がらないからです。振り方については、同様にロフト角があることにより、ちょっとハンドファーストに構えても大丈夫です。インパクトでヘッド軌道が地面に水平かちょっと上がり目で打つのが理想なのも、このロフト角に由来します。

いっぱい練習して、自分のパッティングを見つけましょう

パッティングは千差万別です。こらからの項目では基本についてご説明しますが、一番大切なことは、いかに自分に合ったパッティングを見つけ出して、いつでも同じように打てるかという点です。ほかのクラブと違い、パターはどんなに自宅が狭くても、どんなところでも練習ができるクラブです。ぜひ毎日寝る前の5分でも10分でもパッティングの練習をすることをお勧めします。
ゴルフでは、1メートルのパッティングを1打で入れるか、3打かかるか、これは本当に大きな違いになります。その違いを感じながら、これからのレッスンをご覧ください。

大堀貴子
名門東北福祉大学の体育会ゴルフ部に入学し、個人戦では2年生の時に関東女子学生ゴルフ選手権で優勝を果たし、4年生の時には副キャプテンとして団体戦で大学日本一を経験する。プロゴルファーを目指す一方、植村啓太氏に師事しゴルフスイングやレッスンを学び、2011年からK's Island Golf Academyの一員となる。現在もクォリファイに挑戦中であり、現役プレーヤーでもあるため、綺麗なスイング作りはもちろんのこと、実戦にも活かせる分かりやすいレッスンを目指す。
キャンペーン無料でスキルアップ!お得なキャンペーンも

日付・条件からゴルフ場を探す

プレー日

 から

スタート時間

料金

連続枠

検索

ページの先頭に戻る↑