バックティーを使い始めるのはいつごろ?
ティーグランドは各ホールにいくつか設置してあります。その理由は、ティーグランドの位置によって戦略的な難易度を変化させるためです。ゴルフコースは通例としてティーマークの色を『赤・金・白・青・黒』に分けています(他の色もあります)。
赤マークティーは一番距離が短く、金・白・青の順に距離が長くなり、最後の黒マークティーが最長になる設定です。赤は女性ゴルファーを対象にしたティーマーク、金は高齢者のゴルファーを対象にしています。
一般のゴルファーは白いティーマークからスタートします。そこで気になるのが、青と黒の通称バックティーマークの役割です。青マークティーは主に上級者のゴルファーが使用します。ゴルフコースによって『上級者』の定義は異なりますが、クラブハンディ『15』以下を上級者としている場合が多いようです。黒マークティーは主にクラブ競技などで使用されるため、一般人が使うことはほぼありません。
*バックティーの使用はゴルフコースが判断します
- 赤(レディス) : 女性、子ども
- 金(ゴールド) : 高齢者(シニア)
- 白(フロント) : 一般ゴルファー
- 青(レギュラー) : 上級者
- 黒(バック) : クラブ競技(競技志向)
*コースによって若干異なる場合があります。
ティーグランドの位置によって難易度が異なる
ティーグランドの位置によってゴルフコースの景観はかなり変わってきます。ゴルフコースの景観や戦略性は、バックティーを基準に設計されているといっても過言ではありません。そのためゴルファーならバックティーからプレーしたくなるものです。しかし、バックティーからのプレーには制約があります。ゴルフコースによって異なりますが、まずはマスター室でバックティーの使用に関する規約を訊ねてみることです(バックティーから無断でプレーすることは許されません)。
一般的にはゴルファーのハンディーを基準にしますが、それも同伴プレーヤーすべてのハンディキャップを合算した数字で判断するケースが多いようです。その理由はいくつかあります。まずは来場者全員のプレー進行に、支障を来たすようなことがあってはならないからです。
バックティーは距離が長くなる分プレー自体の難易度も増し、必然的に時間も要します。ゴルフの力量に問題があった場合は、さらに時間を要しプレー進行に問題が生じます。こうなると他のゴルファーからすれば、迷惑千万のプレーにしか目に映りません。最悪の場合は、マスター室にクレームが入るケースもあります。
ゴルフコースとしては、来場者すべてのゴルファーが気持ち良く、そしてスムーズにプレーできるように運営しています。ゴルフコースによっては、ビジターのバックティー使用を禁止しているケースもあります。はじめてプレーするゴルフコースは無論のこと、バックティーの使用申請は慎重に行うべきでしょう。
まとめ
- ティーグランドの位置によって難易度が違います。
- 気に入ったティーグランドからボールをショットできるわけではありません。
- 周りに迷惑をかけないように、自分の能力に合ったティーグランドからゴルフを楽しみましょう。

-
12016.06.22
-
22015.10.30
-
32015.10.30
-
42015.11.01
-
52016.06.17
-
2015.12.17
-
2015.12.17
-
2015.12.17
-
2015.12.17
-
2015.11.01