パンチ ショット

パンチ ショットとは

パンチ ショットとは、クラブをコンパクトに構えた状態から打つショットのことで、インパクトする瞬間にスイングを止めるように打ち、フォロースルーを取らないショットです。飛距離はそれほど稼ぐことができませんが、狙った方向へボールが飛びやすく、また低い軌道になることから向かい風の影響を受けにくいといったメリットがあります。

パンチ ショットの打ち方

パンチ ショットを打つには、スタンスに対しやや右寄りにボールを置きます。こうすることでロフト角が小さくなって球の軌道を低くすることができ、向かい風にも強いショットとなります。クラブは短めに持ち、ある程度テークバックした状態から素早くダウンスイングし、インパクトの瞬間に力を込めてクラブを止めます。その際、フォロースルーはしません。

パンチ ショットのメリット

ゴルフ競技に用いられるホールは、地形や気候が影響し、時として強風にさらされることもあります。このような時に重宝されるショットがパンチ ショットです。低い弾道にボールを打ち出すので向かい風が強い場合も影響を受けにくく、狙ったポイントへアプローチすることが可能です。風が強い日には積極的にパンチ ショットを使ってホールを攻略する戦法が有効です。