ヘッドスピードを上げるには動作の順番を見直そう!

アマチュアゴルファーからの質問で毎回でてくるのが「ヘッドスピードをあげるにはどうしたらいいか」という質問です。

ヘッドスピードをあげるにはさまざまな方法があるため、すべてを紹介することはできませんが、ここでは特に初・中級者に知っておいてもらいたいヘッドスピードアップ法をご紹介します。

力を入れてはヘッドスピードは出ない

ヘッドスピードをあげようとすると、全身に力を入れて思いっきり振ろうとする人が多いでしょう。

ただ、残念ながらこれは逆効果です。

例えば平手打ちをしようとするとき、手首から指先までガチガチに力を入れた状態で振るとどこか重く感じられませんか?それに対して、指も手首もヒジも力を抜いて、スナップを効かせてしならせるような感覚で振るとキレがよく、スピードもあがります。

ゴルフのスイングも同じことで、力を入れようとすればするほどスイングは重くなり、逆にヘッドスピードを遅くしてしまいます。

15-1

身体を動かす順番を見直す

ではこうしたキレのいいスイングをするにはどうしたらいいのでしょうか?

ここで知っておくべきは「力は入れるものではなく、伝わるものだ」ということです。

先ほどの平手打ちでは、実は力の源は肩の筋力です。そこから力が二の腕、上腕と伝わり、最終的には手首・指に伝わります。

ゴルフのスイングも同様で、体の中心で起こした力をクラブヘッドに伝えることで最大限の力を発揮します。

ゴルフスイングは腰からはじまります。トップの位置までクラブを持っていったら、まずは腰が前を向こうと始動します。次にくるので腰と直接つながっているモモとお腹です。そこからヒザと胸、さらに足と肩へと伝わり、最終的にはそれらすべての力が腕とゴルフクラブへと伝わります。

15-2 基本中の基本であるこの動かす順番を意識し、力の伝わり方を確認するだけでもヘッドスピードはグッとあがります。またこの確認を行うことで、どこを脱力すべきかがよくわかります。

植村 啓太
16歳からゴルフを始め、その後23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。大場美智恵プロや服部道子プロをはじめ、現在まで多くのツアープロのコーチを担当する。2005年には自身が主宰する「K's Island Golf Academy」をオープンし、多くのアマチュアの指導にあたる。ゴルフ誌、ゴルフ番組をはじめ、幅広いメディアに出演し、ゴルフの魅力を伝えるとともに、インストラクターの育成にも力を注いでいる。
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