フェアウェイバンカーの打ち方のポイント

前回はフェアウェイバンカーからのショットについての状況判断や、クラブ選択についてお話ししました。
これからは、実際のショットのポイントについてお話ししましょう。

フェアウェイバンカーからもいつも通りのショットを

グリーン回りからのバンカーショットでは、ボールの位置を少し左にずらすことで、あとは普通のスイングをするだけで大丈夫だとお話ししました。わざとダフらせて、手前の砂と一緒にボールを運び出すためです。
フェアウェイバンカーからのショットの場合も同様に、いかにいつも通りのスイングができるかが大切です。ただしボールの位置は少し右となります。フェアウェイバンカーからの距離を出すショットは、グリーン回りからのバンカーショットと逆のポイントが多いので、両方のポイントを比べながら練習してみるのも効果的です。

トップさせるために、スイング以外で変化を

まず、普段のスイングでのスタンスのまま、ボールはいつもより1個分右に置きましょう。フェアウェイバンカーからの距離を出すショットでは、トップ気味にボールを打つためです。グリーン回りからのショットのときは、逆に1個分左に置いて「ダフり気味に打ちましょう」とお話ししましたよね。トップ気味に打つことで、ボールにクリーンにヒットさせ、砂による抵抗をなくします。

次に、クラブはいつもより若干短く持つことも意識してください。「距離を出したくないグリーン回りのバンカーショットでは長めに持ちましょう」とお話ししたのと逆ですね。ボール位置と同様に、短く持つことでトップしやすくします。

あとは多少、体重を左に意識して、いつも通りのショットをしてください。

※クラブを砂に潜らせることなく、少しトップするくらいが正解です

ボールをクリーンに打つことで、バンカーから脱出するとともに遠くにボールを運んでくれます。

柳橋章徳
中学生の頃からプロゴルファーを意識し本格的にゴルフに取り組み、高校時代には、数々の競技に出場しながらゴルフを学ぶ。大学卒業後、ツアーサービスとしてトーナメント会場を中心に全国を飛び回っていたが、この間に多くのプロゴルファーと接することでレッスンプロの道を志すようになり、植村啓太に師事する。スイングの美しさは随一で、「格好良く美しいスイング作り」をモットーに、分かりやすいレッスンを心掛ける。
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