じゃらんゴルフ編集部
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糸巻きボールは、ゴルフプレイの歴史に大きな影響を与えたボールです。球の芯となる部分に何重もゴム製の糸を巻き、その上からカバーを被せるタイプのもので、耐久力、反発性も高くショット時の飛距離が大きく伸びました。しかし、ゴルフ道具はどんどん進化を遂げていき、やがて糸巻きボールもスピンがかかりすぎるという理由で、ゴルフ界から姿を消しました。
糸巻きボールは日本で生まれたものではなく、アメリカ発祥のボールです。その歴史は古く、1899年にまで遡り、アメリカ人コーバン・ハスケル氏の手により開発されました。当時ハスケルボールと呼ばれ一世を風靡しましたが、スピンのかかりすぎを改善することができず、やがて時代と共に姿を消してしまいました。
現在では糸巻きボールをゴルフ場で見ることはまずありません。主流となっているゴルフボールには、ワンピースタイプのものやツーピース・ディスタンス系と呼ばれるもの、ツーピース・スピン系と呼ばれるものなどがあります。また、多層構造ウレタンカバーや多層構造非ウレタンカバーボールなどもあり、実に様々なボールが使用されています。