ローテーションについて
この項では、ゴルフスイングでとても大事と言われている「ローテーション」についてお話ししましょう。
ローテーションが飛距離や正確性を生み出す
「ローテーション」とは、簡単に言えば「手を返す」ことです。スイングの基本で解説した中で、「インパクト」の直後、右腕が左腕にかぶさって、くるっと返るような動きのことです。
この「ローテーション」の動作がスイングの過程で行われないと、飛距離に必要なヘッドスピードが上がらず、さらにボールがつかまりづらくなるので、右に飛び出してしまいやすい状態に陥りがちとなります。
正しいローテーションの動作をマスターしましょう
正しいローテーションをマスターすることが、ゴルフスイングを行う上でとても大切です。クラブというのは、支点を決めることでヘッドスピードがアップします。スイングの各過程で「支点」は様々なのですが、この場合の支点は「グリップエンド」と認識してください。手首をこねくり回すことで「ローテーションが出来た」という認識は大きな間違いなので、その点ご理解ください。
しっかりと身体でスイングしたうえで、肩が回り、グリップエンドが支点となり、腕が返ること。これこそが正しい「ローテーション」なのです。
ポイントは「左ひじの向きを変える」こと
ローテーションの動作を身に付けるためには多くの練習が必要ですが、ポイントは「インパクト直後に左ヒジの向きを変える」ことです。このポイントを意識すれば、手をこねくり回してローテーションをしているような間違った動作ではなく、しっかりと正しいローテーションが身に付くはずです。
練習では、スイングの際に左手と右手のグリップを離してみるといいでしょう。両手を離すことで、インパクト直後に両腕がクロスしているのがわかるので、その感覚を覚えたまま普段の握りでスイングすると、この「ローテーション」という動作が理解でき、自然と身に付くことでしょう。ぜひこの重要な「ローテーション」というポイントをマスターしてください。
-
12015.10.30
-
22015.10.30
-
32015.11.01
-
42015.10.30
-
52015.10.30
-
2016.06.16
-
2016.06.16
-
2016.06.16
-
2016.06.16
-
2016.06.16