調子

調子とは

ゴルフで使われる調子という言葉は、キックポイントと呼ばれる、クラブのシャフトが一番しなる部分のことを指して言います。クラブに1方向から一定の力を加えた場合、そのシャフトの中で、最もしなりが出来ている部分を、キックポイントと言います。キックポイントはシャフトごとに場所が異なりシャフトの特性を示す要素の1つとなります。

シャフトの場所による調子の呼び名

シャフトの調子、すなわちキックポイントにはシャフトの部分によって、その名前が元調子、先調子、中調子の3つに分類されています。まず、元調子は手元のグリップ側がしなるシャフトのことを指します。次に、先調子はシャフトのクラブヘッド側の部分がしなるものを指します。最後に、中調子はシャフトの中央付近の部分がしなるものを指します。このように、調子は3つの部分に分けられており、それぞれに特性が変わります。

調子の部位による特性とは

一般的に、先調子のシャフトのクラブは、テンポを速く切り返しでシャフトを大きくしならせるタイプのゴルファー向きで、テンポがゆっくりなゴルファーには元調子のシャフトが合うと言われています。またインパクト時にクラブヘッドを走らせるタイプのゴルファーには先調子のシャフトが合い、インパクト時に手元を平行移動させて打つようなタイプのゴルファーには元調子のシャフトがあうと言われています。自分の特性にあった調子のシャフトを選びましょう。