私の場合もその例に漏れず、一時期スライスに悩まされ、ドライバーが振れない時期が長く続きました。俗に言うオールカネボウ(アイアンだけ使うプレイヤーの呼称)の状態でしたが、練習場で適切なアドバイスのもとに練習を重ねた末、大分矯正することができるようになりました。その対策と練習方法は、ハーフスイングでのインパクトの感覚で振ること、ハンドファーストになりすぎない、インパクト時にどうしても開いてしまう場合にはフックグリップでスライスを打ち消すといったポイントを重視し、何より無理にフルスイングしないこと(おおよそ70~80%程度)で練習をしていくと、飛距離的には多少落ちるものの真っ直ぐ当たるようになってきました。
練習を重ねていくとだんだんと面白くなっていき、初めてコースラウンドにいった時の高揚感が思い出されてきました。早く練習の成果を試してみたいと思うようになったのです。ゴルフの楽しさを感じられなくなってきたら、ぜひ今回ご紹介した練習法でスライスの克服に取り組んでみてください。